石川県(金沢)の伝統文化である
加賀友禅の花嫁のれん
婚礼の時花嫁が嫁ぎ先に当日持参し仏間に掲げそののれんをくぐって仏間に入る
本日よりこの家に嫁ぎましたとの報告をする その時にのみ使用する
加賀花嫁のれんです。
大変贅沢なお誂え品でその後はなにか家にお祝い事がある時のみに掲げます。
今回はもう使用しないであろう加賀友禅の暖簾からドレスを制作しました。
着物地からドレスにリメイクする時 着物の生地巾は織り方により 一定の幅ではありません。 地模様を織り出すよこ糸の種類により生地巾が狭く仕上がっている場合があります。 和服したての時は気にならないのですが ドレスにリメイクした場合フィットした身頃に仕上げるので 生地巾は注意が必要です。...
着物(一つ身)からドレスにリメイク 七、五、三のお祝い着の一つ身は着る機会が大変少なくそのまま箪笥で次の代まで保管している場合が多くありますね。 今回は 演奏着のドレスとしてリメイクの依頼を受けました。 大人のドレスの仕上がりになりますので 要尺の配分からデザインを起こす必要があり時間をかけています。...
着物地からドレスにリメイクする時 着物生地を利用してドレスにリメイクする場合 着物の生地は決まった長さになっています。 ドレスでは裾の広がりが必要な場合もあります。 生地の要尺とデザインを十分に考慮する必要があります。 特に大事なのは ドレスの身頃部分が着る人の体に ピッタリ添っているかどうかになります。...
反物生地に戻して 元来の着物であったものを反物に戻して ドレスの制作に入る準備をします。 着物巾は既定のサイズになっているので ドレスの広がり、ドレスの雰囲気を出す時は 別生地をバランスよく配置します。 補助的の生地の選択から デザインを起こして行きます。 今回は同系のシャンタン生地にオーガンジーを重ねて...
着物地からドレスへ 仮縫い準備
着物柄の表面にオーガンジーを重ねる