ドレスお直し前:雰囲気が良くお求めになったドレス
ドレスお直し後の様子
直しの作業風景一部分
身頃の直し:ドレスにもぐる様にミシンを入れ身幅詰めをします
ドレス裾は後ろから前上がりになる様にカットをします
後ろポイントのフリルは見栄えの良い量を加えます
*ウエディングドレスのポイントは、前スタイルよりも後ろスタイルに注目度を置きたいものです。
ドレスの前スタイルにはお召になるお嬢様方の表情があり、全体の雰囲気が似合っていれば違和感がなく綺麗に見えますが、後ろスタイルはその方のドレスの品格がはっきり出ます。雑誌等に載っている前スタイルの写真は、モデルの雰囲気重視で掲載されているので、意外に後ろの表情が出ていない場合が多く、ドレスを選ばれる方は後ろの様子にまで気が付かない事が多いものです。
下記の左写真のバックスタイルは、前スタイルと比較すると大変寂しい状態です。
お直し後の右写真では、編み上げ紐を細めにし腰から後ろポイントに動きを入れ流す様にふんわりとしたフリルを入れています
お直し後の右写真では、編み上げ紐を細めにし腰から後ろポイントに動きを入れ流す様にふんわりとしたフリルを入れています
お直し前のバックスタイル
お直し後のバックスタイル
パーティードレスや演奏用ドレスと違い、「ウエディングドレスはバックスタイルがいかに優雅で上品か」という事がポイントになりますので、後ろスタイルへの気配りは必須となります。
*上記はドレス本体を崩していないので直しの範囲になりますが、作業自体はリメイク程度の物でした。
通常のドレスのお直しは、ドレス丈調節や身幅サイズ調整が中心ですが、今回ご紹介した内容は最も大掛かりな直しで、既製品ドレスからのお直しする場合にはこのような作業工程が必要になります。
通常のドレスのお直しは、ドレス丈調節や身幅サイズ調整が中心ですが、今回ご紹介した内容は最も大掛かりな直しで、既製品ドレスからのお直しする場合にはこのような作業工程が必要になります。