ウエデイングドレスのお直し ベアトップのドレスはピッタリ胸に添わないと不安です。
胸元が着る人に合っていないと全体を締めても胸の谷間は浮きますので胸の谷間のお直すをする必要があります。
ウエデイングドレスのお直しをしてほしいと依頼を受けました。
他所でオーダーをされたウエデイングドレスですが ベアトップタイプ(ストラップレスドレス)は 肩部分がない為 胸のピッタリ感が体に添って全体のドレスを保っていますので 一番重要な箇所として仕上げなければならない処です。
仮縫いの時点で 一番に身頃が着る人に合っているかを見つけなければなりません。
お尋ねしますと ドレスの試着はしましたが 本体のドレスの仮縫いはしていない とのようでした。
「お直しの件、オーダーされたお店にお知らせなさいましましたか?」
「直してほしいと要望しましたが 浮いている部分を下着に止めれば大丈夫です 作っているのは他所なのでそれ以上の直しは出来ません と言われています が 気になって不安なので 美露土さんでお直し出来るかと持ち込みました」
と 美露土でお直しを受けました。
想像ですが 作り手側の仕立て方は 基本のパターンがあり ドレスの試着で着あわせてサイズの近い物で作って仕上げる方法で
体系などの違いは後ろの編み上げヒモで調整して着る方法の様です。
着るお客様のバスト位置やバストの高さ 今回のお直しの様に胸の谷間が体に添ってないカーブの調整は 基本形のパターンでは細部の調整は出来ないのでしょうね。
ここまで仕上がったドレス(装飾品がいっぱい付いています)の直しは大変難しいのです。
それで 一番お直しの少ない方法を考えると 谷間を埋める事と考えています。
胸の土台布を内側に付ける方法が一番早く、簡単の様に思えます。
ドレスの縫目(脇、胸カーブ線)を触っても一番気になる 胸の谷間は トワール〈仮縫い)の段階で修正をしていないとズート最後まで添わないドレスになってしまっていますね。
仮縫いを省略すると安価ではありますが このような不安の要素もありますね。
受けたお直しは きちんと安心していただける様に お直しをいたします。