これからのウエディングドレスの生地、色の選び方

春一番も吹き、梅の便り届いて桜の開花はいつ頃?と、会話の中に出るようになりましたね。

一気に初夏となり、にぎやかで楽しい日々が続きます。その頃に結婚を控えたお嬢様方は、嬉しさが2重になりますね。
今回は、ウエディングドレスの大事なポイントをお伝えいたします。

Q. 素材はどの様な物が良いですか?

A. 見た目に軽く爽やかさが第一です。

サテン素材でも薄地から中肉地・厚地とあり、厚地はお避け下さい。シフォン・ジョーゼット・オーガンジー・レースなどはお薦めです。
時間帯や会場によっても素材選びが違ってきます。会場の雰囲気に合う素材が一番きれいに見えます。

 

Q. 色はどのようなものが良いですか?

A. 季節に合う色があります。オフ白から白、蛍光白がこれから爽やかに新鮮にみえます。ですが、時間帯と会場に大変左右されますので慎重にお選び下さい。

写真はオフ白シャンタン地に、右側オーガンジーは白に近いオフ白オーガンジー、左はやや黄なりのオーガンジーを重ねています。
微妙な色で解かりにくいと思いますが、本体のドレス地にオーガンジー1枚を載せるだけでも色が微妙に違ってきます

ウエディングドレスは白ければ良いという訳ではなく、微妙な色合いを出せますので、デザインの先にまず色を決めていただいた方が良いと思います。

また、ドレスを決めてからネックレス・イヤリング・ベール・グローブと次々に用意する物が多く、色の統一感がないとご招待客はそちらの方に気を取られ、「準備不足のお嫁さん」と思われてしまいます。

お嫁さんは、旬の新鮮さが大切です。
「素敵なお嫁さんだったわね」を言われるように、生地選びは季節と会場と時間帯を考慮し、慎重にお選び下さい。

素敵なお嫁さんに乾杯!

演奏用ドレスの生地選びは慎重に!

演奏用ドレスは、演奏の曲目に合わせたり、オーケストラやグループなどの人数のバランスで色やデザインを選ばれていますが、もう一つ大事な事は素材の吟味をお願いしたいのです。

ここでご紹介するタフタ生地は、ドレス制作には最良の素材として取り上げられます。特にシルクタフタはシュシュと言う(衣ずれ)の言葉が生まれる程、魅力な素材です。

披露宴やパーティーでのドレスでは、女性の魅力が何倍にも増し飛びつきたい素材ですが、演奏者には不向きな素材になります。何故だと思います? そう、音が出るからです!

演奏者は、ステージに登場し中央までの間、音のドラマを始める総監督であり主役です。
この間、聴衆は固唾を呑んで見守っています。30秒ほどの沈黙で聴衆には総て解ってしまいます。こつこつ音の出る靴や、シュシュと音の出るドレスは、音楽を楽しみたい者にとって気になる先入観を植え付てしまい、演奏技量を100%伝える事が難しくなります。

タフタ生地は平織り高密度の高級品ドレス生地で、光沢も大変きれいなものです。
昨今、素材開発が頻繁に行われ、ソフトタッチの音の出ない素材も出回っています。演奏用ドレスにご使用になる場合は、音の配慮にご注意頂くと、安心して演奏会に臨めます。

写真はグリーンシャンブレータフタ生地です。
少し張りのある素材は、生地すれで音が出ます。防止方法としては、キュプラ地の裏地ではなく、ジョーゼットのようなソフト素材を裏地代わりに使用する事でいくらか防止できます。

演奏用ドレスは、細部の注意が大事になります。ご参考にどうぞ!

 

 

 

 

 

演奏する楽器によって生地選択の必要があります

演奏用ドレスは、着心地と動きやすさが重要と思い、それを第一に仕上げていましたが、「楽器を抱えての演奏には楽器が滑らない生地の重要性も大事」と、ご来店のお客様からアドバイスを頂きました。

今回は、楽器が滑らない生地をご提案いたします。

演奏用スカートの様子です。
黒オーガンジーにラメ糸入り、植物柄のフロッキー加工のドレス用生地です。

生地柄のアップ状態です。
このフロッキー加工が楽器のすべりを防止しています。ラメ糸が豪華さを増し、ドレスの雰囲気を出しています。

写真のオーガンジーの他にシャンタン地の目の粗い物や、ジャガードの織りに凹凸のある物などがすべり防止として考えられますが、少しの凹凸ではすべり防止にはなりません。
また、カジュアル系の生地にはすべり防止に向いている生地がいくらかありますが、ドレス地になると、その様な生地は以外に少なく、今の所は素材の組み合わせでドレス風に表現するデザイナーの腕にかかっています。

総てを含んだ素材を探し、演奏に向く生地を今後ご紹介していきます。

 

演奏用ドレスの「見返し部分」についてのアドバイス

最近は敏感肌の方が多く、演奏中に動きの多い衿・袖の見返し部分(表生地と同じ)が肌に触り、「演奏に集中出来ないので、肌ざわりの良い裏地はありませんか?」とのご質問なども受けます。

表地の開発が頻繁の割には、裏地の種類は意外に少ないようです。

最近はエコ素材が支流で開発側も天然素材に方向が向いていますが、演奏用ドレスになると、天然素材が最良ではない場合の方が多いように思えます。

演奏会はスポーツと同様で大量の汗をかくので、吸湿速乾性の素材(ポリエステル)をお薦めします。
このような時敏感肌の方は、一般のドレス使用の見返し部分がすれ、とても不快感を味わいます。

今回は、美露土のドレス使用の2パターンをご紹介いたします。

一般的な見返し始末
キュプラ裏地、通常のドレスの裏地ですべり、着心地が良い。

見返しがなく、すぐ裏地での始末。
吸湿速乾性裏地使用(ポリエステル)の為、演奏用ドレスに向き敏感肌には見返しがない物をお薦めします。

Q 見返しなし仕立ての場合は、衿ぐり・袖ぐりの仕上がりラインがゆがみむのでは?

A ご心配いりません。裁断時に衿ぐり・袖ぐりをテーピングでラインのゆがみが出ないように固め、それから縫製に入ります。見返しがすれて気になる方は、見返しなし仕立てをお薦めします。

美露土は、お客様のご要望に合わせた縫製をしております。