ピアノ奏者のお客様より嬉しいお言葉をいただきました

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何度もオーダーを頂いているお客様に
今回は30周年記念のコンサートにお召しになるドレスをお作りさせて頂きました。

そして、そのお客様からコンサートでお召しになった後の感想をお寄せいただきました。

「ドレスの具合は、とても良かったです。
というのも、演奏中、着ているもののことなど何も気にならなかった、
ということに、終わってから気が付いたからです。

ドレスの肩がずれてきたり、スカートの裾がからんでしまったりすると、
いやでもそちらに意識が行きますが、
一切、そういうことがなかったのです。
質の高い仕立てをしていただいている証拠ですね。
ありがとうございました。」

こちらこそ、ありがとうございました。
演奏用のドレスは、演奏中の着心地が最良でなければと、いつもドレス作りのスタートから念頭に入れて制作をしています。
一工程一工程の作り込みごとにお客様に寄り添い、制作工程を見て頂いているイメージでドレス作りを致しております。

こういった想いが自然とお客様に伝わった事、大変うれしく思います。
ご感想をお送りいただき感謝いたしております。ありがとうございました。

ピアノ演奏用ドレス 動きやすい袖の工夫

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ピアノ演奏用ドレスで袖付きをご希望の場合、演奏に支障がないような工夫が色々とあります。

キャリア層の方々になると、「ちょっぴり袖がある方が安心」とご希望される方が多くいらっしゃいますね。
今回は袖下を突き合わせて、ゼロにした袖を作ってみました。

見た目には小さ目のギャザー袖に見えるように仕立てています。

袖下はこのように突き合わせになっています。

袖下の縫目がないので、ピアノ演奏がしやすくなっています。
袖付のドレスは、大き目の袖やギャザータックの袖などが演奏しやすいというご意見を時々耳にしますが、ピアノなど座って演奏する場合は、腕の動きで顔が隠れたりしていて、演奏中とても気になってしまいます。

「見た目には普通に小さく演奏の動きが十分にある」
こういう袖作りが演奏用のドレスにはふさわしいのではと、今回のご依頼で作ってみました。
ジョーゼット素材で柔らかく、肩への負担もないので、素晴らしい演奏になる事は間違いなしですね!

黒留袖からドレスへ 先ず解体の準備から

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「黒留袖からドレスへ」
仕上がりのイメージで重要なのは、着物柄をどのように表現するかを先に決め、お客様と充分にお話する事です。

留袖の柄は裾のみあり、着物の中では最高のクラスの物です。
この着物をそのままドレスにしても品を落とすだけになる場合が多く、ドレスにする時は着物にはない広がりと動きを出すようにして、あえて柄つなぎを外すようにする場合もあります。
柄に振り回されると、元の着物に戻ってしまいますので要注意です。

着物を解体する前に仕上がりのイメージ・色・柄位置を決めます。

出来上がりのイメージが決まれば、
着物を解体し反物をゆのしや洗いに出す準備をします。

着物の襟開きの切込みを別生地でつなぎ合わせます。
また、おくみと襟を接ぎ合わせて元の反物の形にして、ゆのしに出します。