ドレス製作の途中には必ず仮縫いを入れています。
「では、遠方などに居る場合はどのような仮縫いになるのでしょうか?」とご質問をいただきました。
ジュニアドレスも大人用のドレスも、ドレスの製作には先ずサイズを頂きます。
このサイズですが、通常の既製品の場合は、7号・9号・11号といったサイズで購入します。ですがオーダーのドレス、特に演奏用ドレスは、こういうサイズだけではドレスはお作りできません。
同じ9号サイズでも、胸の高い人、身幅の厚い人など体型がそれぞれで異なります。バスト・ウエスト・ヒップなど均等に9サイズ・11サイズという方は半数くらいのものです。
その上、演奏用ドレスになると、それぞれの楽器に向う演奏スタイルがあり、長い間の演奏スタイルがそれぞれのお客様の演奏のクセとなって現れます。(この演奏のクセは素晴らしい個性です!)
演奏用のドレスは、「演奏中が一番きれいに見えるドレスであって欲しい」と作り手としても願っています。