ロングドレスやロングスカートの脇にプリーツのパーツを入れるとピアノ演奏など座っての演奏姿勢がとても綺麗になります。
一般に市販されているタイトのロングスカートには足さばきの動きに合うようにスリットやベンツが多くデザインとして作られています
それ成りにとても綺麗なスタイルですが こと、ピアノ演奏やヴィオリン演奏など演奏用ドレスにお召しになると足の素肌が見えびっくりする事が時々あります。
特にシニアの方々の演奏会では足部分を覆う方が安心出来るのではないかと考えています。
すっぽりと大き目フレアーのスカートで覆うのも又 若いデザインになるのでお薦めできません。
セミフレアーや又はタイトスカートはシニアの方々には品の良いデザインですが これが演奏用ドレスになると、とても窮屈になります。
そこで シニア向けの演奏用ドレスやロングスカートの脇にプリーツを入れ動きを楽にして そして綺麗に見える工夫をしてみました。
ドレスの脇のプリーツ部分は機能的で装飾性でもあります。
ロングスカートのベンツやスリットの動きの分量をプリーツのパーツで表現したものです。
ドレス本体の共生地でも表現出来ますが よりソフトにしなやかにしたいので ソフトジョーゼットのプリーツで作ってみました。
生地は大変ソフトなので プリーツの奥ヒダのミシン目に注意しなければなりません。
表のプリーツ部分が広がる機能性を重視していますので 裏地にも広がる分量が必要になります。
表のプリーツ生地が透けない場合は 裏地に簡単にスリットを入れれば良いのですが 今回の様に透ける素材は広がりの分量を裏地に持たせる工夫が必要になります。
シニアの方々の演奏用ドレスにはお薦めのデザインになると思って制作しています。