ドレス製作の途中には必ず仮縫いを入れています。遠方の方でも同じように仮縫いを入れています。

ドレス製作の途中には必ず仮縫いを入れています。
「では、遠方などに居る場合はどのような仮縫いになるのでしょうか?」とご質問をいただきました。

 

ジュニアドレスも大人用のドレスも、ドレスの製作には先ずサイズを頂きます。
このサイズですが、通常の既製品の場合は、7号・9号・11号といったサイズで購入します。ですがオーダーのドレス、特に演奏用ドレスは、こういうサイズだけではドレスはお作りできません。

同じ9号サイズでも、胸の高い人、身幅の厚い人など体型がそれぞれで異なります。バスト・ウエスト・ヒップなど均等に9サイズ・11サイズという方は半数くらいのものです。
その上、演奏用ドレスになると、それぞれの楽器に向う演奏スタイルがあり、長い間の演奏スタイルがそれぞれのお客様の演奏のクセとなって現れます。(この演奏のクセは素晴らしい個性です!)

演奏用のドレスは、「演奏中が一番きれいに見えるドレスであって欲しい」と作り手としても願っています。

 

1.さて、サイズをどのように頂くかと申しますと

  1. こちらからお送りする試着用のドレスをご試着頂き、ご自宅で試着したまま演奏をして頂きます。
    その時に、演奏に支障がある所をご報告頂き、サイズのゆるさ、きつさなどもご報告いただきます。
  2. または、日頃お召しになっている一番安心なドレスやワンピースからのサイズを頂く場合もあります。
    (ドレスを一度お預かりしてサイズを頂いています)
    その方のサイズは着慣れたドレスから計るが一番わかりやすいからです。

以上のような2つのパターンでお客様のサイズをいただいています。
*メジャーで計ってもその方の演奏スタイルや動きに合ったサイズがわかりません。

試着用としてお送りするドレスは、HPに掲載しているドレスですが、すでに無いドレスもありますので、ご希望ドレスをを知らせくださいませ。
*試着用ドレスは、オーダーご希望の方のみ無料(送料のみ有料です)でお貸ししております。

2.大まかなサイズをいただいたので、デザイン・素材・色のご相談になります

お送りしたドレスからデザインの変更・デザインの相談をさせていただき、素材と色についても充分にお打合せさせていただきます。

3.デザインが決まりましたら、パターン作成に入り仮縫いの準備に入ります

  • サンプルドレスのデザインがほぼ良く、サイズもあまり大きなズレが無い場合は、身頃・スカート部分も実物の生地で製作し、本仮縫いの状態にまで作り込みます。
  • デザインが新規の場合やサイズ違い・体型違い・サンプルより全体にズレが生じている場合は、トワールの仮縫いをします。(別生地で仮縫い用のドレスを作り、シルエット・体型・ゆるみを確認します)

これらの本仮縫い、仮縫いのドレスの状態でご自宅にお送りします。

4.仮縫い用のドレスを試着していただき、ご自宅で時間をかけ演奏なさってください

お届けした仮縫い用ドレスを試着してお客様のご自宅で実際に演奏して頂きます。
演奏用のドレスは演奏時の着心地と動きが一番大事になりますので、この時の良し悪しはご本人にしか解りません。

この時点の着心地をお知らせ頂いています。
この様子が仮縫いになります。細かなアドバイス、ポイントはお知らせしています。

演奏用のドレスは実際の演奏をしないとわからない点も多く、ご自宅で演奏をされて不備な点を見つけるようにお客様にお願いしております。
演奏者の方々は練習や演奏で日々お忙しくされていらっしゃるので、わざわざ仮縫いのために出掛けることが難しい方が多く、このような自宅での仮縫いをお願いしています。
ご自分の都合の良い時間帯に仮縫いドレスを着用して演奏をされますと、例えば、左右の腕の動きの違いから左右の腕くりの開き方が違ってくる事などがあります。このような時は左右のくりを変えて仕上ます。

演奏用のドレスは、左右均等な既製品のスタイルにスッポリはまる事はなかなかない様に見受けられます。
左右の違いを違ったまま仕上げては、オーダーの名に恥じますので。見た目には分からない所に違いを入れて仕上ています。そのためにも演奏時の仮縫いが必要になります。

  • 些細な点のご不満、ご心配のある場合は、少しづつ改善しながらの仮縫いもご用意しております。
  • なるべく無駄な経費を省く仮縫いのご提案をしていますが、美露土が出向いての仮縫いをご希望される方は、場所により交通費や諸経費がプラスになります。
  • ぴったり合うドレスは、それだけで品と知性がありワンランクアップします。

以上のような事を踏まえ、ドレス作りには仮縫いは絶対必須の条件になります。

5.仮縫い後のドレスからパターンの修正に入ります

お客様から仮縫いの終ったものをお送り頂き、パターンの修正に入ります。

試着ドレスの確認 → 仮縫い → 修正 → 仕上げ

大きなズレやサイズに変化の無い方はこのように仕上げます。

仮縫い時でデザイン変更があったり、サイズの大きなズレや機能性のズレなどが生じた場合は、再度仮縫いの準備をいたします。
*身頃、特に首から胸のラインが大変大事なので、仮縫いで一番きれいなラインを出すようにしています。

6.仮縫いは妥協せずにきれいなラインを見つけましょう

お客様のご要望にしっかりお答え出来るようにご協力させて頂きます。

7.最良の状態で 納品させて頂きます

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