ドレスの仮縫い 必要性とはどんなもの?

仮縫い:はじめから服を作るときには欠かす事の出来ないものです。

オーダーを頂いたお客様の体型・サイズ・デザイン・シルエットなど、好みは人それぞれ総て違います。
また、同じ既製のサイズ9号でも、体型の違いから服のシルエットが似合わない場合もあります。

「バスト86cm、ウエスト66cmの方は9号」と既成品では試着をしますが、バスト86cmの同じサイズでも体型は色々です。
身幅がしっかりしている人、バストが高い人、肉付きの良い人、骨のしっかりしている人など、体型は人それぞれなんです。
体型が人それぞれだと、身丈・肩幅・ウエスト幅・腰位置など色々な部分も、当然その方によってサイズが異なります。

なぜ、ドレスのサイズをこのように細かくしているのかと申しますと、ドレスは直接肌に接し、その方の体型がそのままシルエットが出るためです。(もちろん、薄めの下着はお召になっていますが)

特に、ドレスは身頃がその方に合っているかで、見栄えが良くも悪くもなります。
ドレスはスカート部分の華やかな部分に目が行き迷いますが、身頃のフィット感が一番大切なのです。
肩位置がなで肩やいかり肩だけでも、全体のバランスに影響が出ます。

【仮縫いとは】

仮縫いとは、単にサイズに合わせるだけではなく、その方の一番良いシルエットを見つける事が目的です。
そこには欠点を補ってより良くなるように、デザインの変更や補強、その方に一番似合う衿ぐり・袖ぐりの確認、袖の雰囲気、お召しになる会場やステージに合うかどうか、ドレス全体のシルエット、大きさ、その方の立ち振る舞いなど注意します。

演奏用ドレスであれば、演奏スタイルに合い、何の心配もなく演奏に集中できる機能性、演奏中の足さばきの良し悪し、観客の方々に好印象を与える気配りなども大切になります。

ドレス作りの提供側としては、素材・色・デザイン・モチーフなどが、お客様のご希望通りになるように十分吟味しななけらばなりません。

まず、ご注文のデザインのイメージがほぼ決まってから、大まかなサイズを頂き、仮縫いの準備をします。

【仮縫い】(トワールと言い 別生地シーチング)

サイズ・シルエット・デザインのイメージを確認をするため、お客様の仮のドレスを作り、試着出来るように準備をします。

写真のような仮縫い(トワール)準備をします。

今回の場合は、ピアノ演奏の方なので、ご自宅で試着をしながらピアノ演奏をして頂きます。
サイズ・機能性・シルエット、衿ぐりのデザイン・演奏中の足さばきなど、全体の確認をして頂きます。(シーチング生地なので、生地の流れや落ち感などは確認出来ません。生地のボリームやドレスの風合いは、本仮縫いで確認します。)

このように演奏用ドレスの場合は、仮縫い、本仮縫いはご自宅での確認をお願いしています。

その理由は、演奏用ドレスは演奏中が一番良い状態であって欲しいので、その時点での機能性をご確認して頂きたいからです。 すぐ試着出来るドレスになっていて、仮縫いの確認ポイントなどは、きちんとお知らせしていますのでご安心ください。

お忙しい演奏者の方々には、ご自宅でご都合の良い時間での仮縫い、演奏をしてのご確認は大変重宝がられています。
このような方法で一回目の仮縫いをして、お客様が安心できる確実なシルエットを頂いています。
*不安や迷いのある方には、この段階で二度目の仮縫い準備もしています。

次のステップで、本仮縫い(実物生地での仮縫い)に入ります。
少しでも不安をお持ちの方は、お気軽にご連絡をお待ちくださいませ。

TEL:076-278-7007 ドレス美露土(ビロード) 担当 湯谷

Comments are closed.