裏地にご注意されていますか?

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ドレスの裏地、特に演奏用ドレスの裏地に気配りをされていますか?

何故この様な事をあらためて言うのかと申しますと、ドレスは用途によって素材・デザイン・機能性が違っているからです。
とかく、外見のデザイン・色・素材に気が奪われますが、裏地にも気配りをお願いしたいものです。
特に演奏用ドレスの場合は、演奏中にタップリの汗をかいています。
ソリストとして出演されていれば、長時間の緊張でおそらく倍以上の汗をおかきでは?と想像しています。

通常使用しているキュプラやポリエステルの裏地は、汗がやがてベタ付き、そして体を冷やしてしまいます。
また、ベタ付き感が不快感となり、演奏にも影響するのでは?とも思っております。

ここでご紹介するのは「吸湿速乾性の裏地」です。

素材はポリエステルですが、夏向き裏地としてべた付きがなく、その上速乾性なので演奏用ドレスの裏地には最適で、さらりとした爽やかさがあります。
演奏中のベタ付き感がなく、さらりとした感触は演奏に集中できる事と思います。
ただ、キュプラのような滑りの良さはありませんので、美露土ではドレスの場合は身頃側の裏地として使用しています。
ただし、演奏ドレスを頻繁にお召しになるような方には、この吸湿速乾性裏地を全面に使用しています。

この素材は自宅での洗濯も可能なので、表の生地との可能性をも合わせてご自分で洗濯ができます。
演奏する方にとってはクリーニングの心配も大きな問題になるのではと思っています。

上の写真は裏地3種類
左:シルク 中:キュプラ 右:吸湿速乾性裏地 を並べてみました。

シルクの裏地はフォーマルドレスには向きますが、汗で肌にべったりと張り付き、演奏用ドレスには向いていません。
キュプラはヒンヤリ感と滑りの良さで一般に多く使用されています。
吸湿速乾性裏地は、滑りは良くありませんが、汗のベタ付きがなく、いつもサラっとしています。

ドレスの裏地も表と同じ様に気配りをしていただくと、より良い演奏へと集中できるのではと思っております。

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