ウエディングドレス 妹さまからお姉さまへリメイクしました

オーダーのウエディングドレスは一度きりの記念のドレスですが、姉妹や従姉妹に似たお年頃の方がいらっしゃると、このようなドレスのリメイクもできます。

妹さまが先にご結婚され、オーダーのウエディングドレスのご注文がありました。

オフ白のシルクシャンタン地のドレスに衿ぐりに共生地のコサージュをいっぱい付けました。
妹さまは、お花がいっぱい付いたドレスがお好みのようです。
翌年にはお姉さまの結婚式であり、妹さまのドレスをリメイクをしました。

お姉さまのお好みはやはり大人っぽく、ベアトップの身頃にしイメージを大幅に変えました。

スカートの広がりはそのままですが、サイズは少しタイトでウエスト部分に切り替えを入れて身頃をフィトするように表現しています。
また、レースとビーズ刺繍で華やかさを出しています。

前のドレスのコサージュが残っていましたので、ウエディングブーケバックを2個作りました。
妹さまには「これが私の記念ドレスの名残」と大変喜んで頂き、披露宴会場にアクセサリーとしてお持ちになりました。

ウエディングドレスの装飾のリボンは、好みを重視しながらデザインとバランスに合ったものを

ウエディングドレスのリボンや装飾品は、ほぼ仕上がったドレスとのバランスを見ながら決めていきます。

スタイル画の全体イメージで形は決めてはいますが、仮縫いなどで本体のドレススタイルが変化する経過で、装飾品も変化しないとバランスが取れません。
イメージのデザイン画でOKが出てから、トワール(シーチング仮縫い)を行いますが、顔立ちや身長・肩幅全体のバランスから、全く違ったイメージのドレスに変更する事もあります。

演奏用ドレスと違ってウエディングドレスの場合は、装飾品なども多く、お客様には長い間想い描いたイメージを強くお持ちの方も多くいらっしゃいます。

肌にピタッと添うドレス(仮縫い用ドレスですが)をお召しになって初めて、ご自分の似合うシルエットをご確認いただく状態になります。(もちろん試着ドレスは何点もお召しいただいてからになりますが、試着ドレスはお客様お一人お一人のサイズではありませんので、だいたいのイメージは掴む程度です)

仮縫い状態で、お客様のお似合になる一番綺麗なシルエットを見つけ、ご提案させていただいています。大幅に変更する場合や 生地変更になる場合も有りますので、装飾品などの手配や準備は、この仮縫い後から順に用意をして行きます。

 

一例として リボン作りを紹介いたします。

バックリボンは、ドレスの付ける位置によってサイズやデザインが全く違ってきます。

  1. 大きく背の開いた真下に付ける
  2. ウエスト位置に付ける
  3. ローウエストの長いトレーンに合わせて付ける

・・・など、色々あります。

本仮縫い時(実物生地、シルエットも決まった状態)では、ほぼドレスのシルエットも決まりますので、この時点で装飾品も仮縫い状態にします。

リボンの作り方は、羽部分と足部分を別々に作ります。
ドレスに合わせたサイズと広がり、動きが必要で確認をしながら作ります。

リボンの足部分は大変重要になります。
ドレスとのバランスは足の角度で決まり、また動きの良さもリボンの足の形で決まってしまいます。

ほぼリボンのバランスが決まったら、中心を巻く棒で締めます。
棒の巾や長さによりイメージが違いますので、本仮縫いで確認をします。

ほぼリボンの形が出来あがっていますが完成品ではありません。
本仮縫いの時にドレスとの付け位置・大きさ・動きを確認して、お客様の好みを反映し、プラスの装飾を加えたりもします。

上写真はリボンの装飾のみの説明ですが、ドレス全体の装飾品はドレスの仕上がりと同時に作って行きます。
リボンのイメージがコサージュになったり、全く別の装飾になったりなど、オーダードレスの製作工程は変化しながら、より良い物になるようにお客様と一緒にお作りしています。

ウエディング・パーティードレス 可愛いタイプのウエディングドレス

身長が高くなく、やや童顔で可愛いタイプの方向きのドレスです。

素材はチュールを選びました。身頃・袖はソフトタイプのレースを使用。
ソフトでふんわり感がお似合いです。

チュールでボリュームを出し、全体に円形に可愛く仕上げています。

スカート部分に薄ピンクチュールのバラを飛ばしています。

お客様が可愛い雰囲気の方でしたので、チュールでボリュームを出すお人形タイプのドレスをご提案しました。
若くて可愛いタイプの方には、サテン系の光沢のあるものよりも、ふんわり感のあるソフト素材がお似合いです。

ドレープを寄せている箇所には薄ピンクのバラを取り付けています。
ソフトチュール素材のドレスは、オーダードレスならではの「こだわりドレス」です。(セルドレスはハードチュールを使用しています)

少し色を入れると、可愛らしさが増します。

ウエディングドレスのお客様から素敵なお便りが届きました

お母様のウエディングドレスを、ご自身のウエディングドレスにリメイクされたお客様から素敵なお便りが届きました。

10月10日、無事に挙式・親族会食・披露パーティと行うことができました。
特にドレスは凄く合っていると皆さんに好評でした。
着心地もとても軽くて、ピアノの連弾も何とか最後まで引き通すことができました。
レンタルとは違い、とても思い出に残るウェディングドレスとなり感謝しております。

ピアノ演奏をご披露されたのですね。「着心地がとても軽い」とのご感想はドレスの作り手には一番の嬉しい言葉です。
素敵な演奏活動と末長くお幸せに!

素敵なお仕事をさせて頂き、ありがとうございました。

これからのウエディングドレスの生地、色の選び方

春一番も吹き、梅の便り届いて桜の開花はいつ頃?と、会話の中に出るようになりましたね。

一気に初夏となり、にぎやかで楽しい日々が続きます。その頃に結婚を控えたお嬢様方は、嬉しさが2重になりますね。
今回は、ウエディングドレスの大事なポイントをお伝えいたします。

Q. 素材はどの様な物が良いですか?

A. 見た目に軽く爽やかさが第一です。

サテン素材でも薄地から中肉地・厚地とあり、厚地はお避け下さい。シフォン・ジョーゼット・オーガンジー・レースなどはお薦めです。
時間帯や会場によっても素材選びが違ってきます。会場の雰囲気に合う素材が一番きれいに見えます。

 

Q. 色はどのようなものが良いですか?

A. 季節に合う色があります。オフ白から白、蛍光白がこれから爽やかに新鮮にみえます。ですが、時間帯と会場に大変左右されますので慎重にお選び下さい。

写真はオフ白シャンタン地に、右側オーガンジーは白に近いオフ白オーガンジー、左はやや黄なりのオーガンジーを重ねています。
微妙な色で解かりにくいと思いますが、本体のドレス地にオーガンジー1枚を載せるだけでも色が微妙に違ってきます

ウエディングドレスは白ければ良いという訳ではなく、微妙な色合いを出せますので、デザインの先にまず色を決めていただいた方が良いと思います。

また、ドレスを決めてからネックレス・イヤリング・ベール・グローブと次々に用意する物が多く、色の統一感がないとご招待客はそちらの方に気を取られ、「準備不足のお嫁さん」と思われてしまいます。

お嫁さんは、旬の新鮮さが大切です。
「素敵なお嫁さんだったわね」を言われるように、生地選びは季節と会場と時間帯を考慮し、慎重にお選び下さい。

素敵なお嫁さんに乾杯!