黒留袖からドレスへ リメイクしたドレスに付属品を用意しました

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着物地からドレスへのリメイクで気をつけなけばならない所は、衿ぐりにあります。

黒留袖(着物)は下から上に向ってしっかりした柄があり、着物としては大変良いバランス位置に柄があります。
裾の柄に対して着物の衿ぐりまわりは、表の着物衿・伊達衿・掛け衿と華やかさと厚みがあり、裾柄とのバランスが大変上手く調和しています。その上、日本人ならどなたでも似合う優れ物です。

それらの着物地をそのままドレスへリメイクするには、色々と調和の取れた要素を考えなけらばなりません。
特に衿ぐり廻りがさみしくなるので、このような付属を作りました。

透け感のあるオーガンジーを二枚(色違い)を重ね、下のドレスの様子もわかるようなケープを作りました。
トップ部分に動きが出て、裾の柄の重さとのバランスが取れるようにしました。
お好みで華やかなネックレスもお薦めしますが、柔らかいシルクの生地でネック廻りを華やかにしました。

ケープ・ネック飾りなど付属品を取り外し出来るように用意してあれば、場所や雰囲気に合わせて色々とアレンジができます。
ドレスには小さめの小物(付属品)が用意できていれば、着物着用と同じ様な安心感がありますね。

ドレスのパターン製作 デザイン確認後の仕事です

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ドレスのパターン作成は、ご依頼を受けた後、デザイン・サイズにより一点一点製作します。

パターン製作は半身パターンが基本ですが、デザインや体型のバランスにより身ごろ左右一周のパターン作りをします。

左右のパーツ合わせをしながらパターン作り

パーツのカーブの調整をします

パターン上は左右の特徴を入れ
仮縫い後微調整をします

デザイン体型により身ごろ一周の全パターンを作ります

パターン作りは、デザイン・サイズの基本シルエットを一番に作りだします。
基本のパターン作りから、生地の風合いや着る人の動き取り入れながら何度も微調整をして行きます。
仮縫いのできる状態の基本型がパターン作りの第一段階になります。

ドレスの場合は、丈が長く身頃を一番重要としますが、長さのバランスが着る人に合っているかをいつも念頭に入れボディーに合わせながら作ります。
写真は基本となる初めのパターン作りの様子です。

黒留袖からドレスへ こんな雰囲気に仕上がりました

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「黒留袖からドレスへ」
最後のビーズ刺繍を残しほぼ仕上がりました。

着物を着た時の帯のきつさが辛いので、体を締めないドレスがご希望でこのようなデザインにしました。
座った時、全体が黒くならない様に左肩にも柄を置いています。

一番手の込んだ華やかな柄は、着物の場合は前おくみになっていました。
生地巾が着物巾の半分になっているので、ドレスの正面より右側に柄を置いています。
柄部分全体にダークブルーのオーガンジーを重ね、和の強い色を押さえる様にしています。

ドレスのネック周りを大きめに開け、ネックレスや別生地での装飾にする方がドレス全体が華やかになります。
大変柔らかな城端シルクでネックシールを作りました。